「今日も赤ちゃんのお世話と家事だけで終わってしまい、自分のために何もできなかった」
「育休中に赤ちゃんと2人だけの生活が毎日が続き、孤独感を抱えている」
「育休中は赤ちゃんと幸せに過ごせると思っていたはずなのに、なぜか気分が落ち込むことが多い」
そんなふうに思っていませんか?
そんな人に向けて、この記事では育休中に病んだ私が乗り越えられた方法についてまとめました。
この記事を読むと、
が分かります。
結論、
育休中に病むことは特別なことではありません。自分に合った方法で乗り越えられる!
です。
ご出産、おめでとうございます。
仕事をしながらの妊婦生活、とっても大変でしたよね。
出産という大仕事を終えたのも束の間、赤ちゃんのお世話が始まり苦労している人も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんは寝てくれないし、出産のダメージは大きいし、心も体もとても疲弊しているかもしれません。
育休中は赤ちゃんと幸せな毎日を過ごせると思っていたのに、想像と全然違う…
そんなふうに思いますよね。
3回出産した経験がある私でも、育休中に気持ちが落ち込んでしまうことがあり、その時期はとても辛かったです。
そんな時に私がどう乗り越えたのか、その方法をこの記事でご紹介します。
私の体験談がベースとなりますが、参考になれば嬉しいです。
育休中に病む原因は?
育休中、赤ちゃんと過ごす毎日は幸せなはずなのになぜか心が重い…そんな気持ちに悩むママは少なくないと思います。
私自身も思いがけない辛さに直面しました。
1番辛かった時期は、次男の時と末っ子の時の育休中。
どちらも産後3ヶ月くらいたったころがピークでした。
今冷静になって考えてみると、病んでしまった原因は
だったと感じています。
育児中に感じる孤独
育休中の前半は、めちゃくちゃ孤独を感じていました。
ちょうど赤ちゃんが産まれてから3ヶ月ほどたった頃がピークだったと思います。
子育て中って孤独を感じやすいんですよね。
地域コミュニティアプリ「PIAZZA」のアンケート1によれば、約7割以上の女性が子育て中に孤独を感じているとのこと。
子どもと2人きりでいるときや大人と話す機会がないときに孤独を感じている人が多いようです。
一方で、孤独を感じたことがない人は、パートナーが協力的だったり1人の時間が持てたりしているんだそう。
我が家の場合も、夫は仕事が忙しく私はワンオペ育児の毎日。
話し相手が子どもばかりの毎日で「大人と話したい!」と思っても、夫の帰りが遅く、帰宅する頃には私は疲れ果てて寝てしまっています。
夫は洗濯やお風呂掃除など、忙しい中でもできることはやってくれていました。
でも、休日は疲れているためか横になっていることが多く、上の子は「ママ遊んで〜!」を連発。
「もう少しパパが協力的だったら…」と心の中で何度呟いたか分かりません。
また、1人の時間を持とうにも、忙しく疲れている夫に「1人の時間をちょうだい!」とは言えずにいました。
毎日ワンオペで育児をしていると、自分の時間が取れず、話し相手もいなくて孤独を感じる瞬間が多かったです。
ホルモンバランスの乱れによるメンタル不調
産後のホルモンバランスの乱れの影響で、理由もなくイライラしたり突然涙が出てきたり、メンタル不調の日々が続いたのも辛かったです。
公益社団法人日本婦人科医会によれば、出産後にマタニティーブルーズになる人は30〜50%ほどいるとのこと。
マタニティブルーズになると、産後の急激な女性ホルモン(エストロゲン)低下など内分泌環境の変化に伴って、ふいに涙が止まらなくなったり、イライラしたり、落ち込んだりする症状が出ます。2
大抵は産後10日程度で軽快するようですが、長引く場合もあるそう。
私も生後3ヶ月ごろまで長引きました。
1番やっかいだったのは「全部自分のせいだ」と思ってしまう自己否認感。
赤ちゃんが産まれると、上の子は寂しい思いをしたり我慢したりことが増え、ストレスを感じやすくなります。
そうすると上の子は赤ちゃん返りをしたり、兄弟喧嘩や癇癪が増えたりしますよね。
我が家も末っ子が生まれたばかりの頃、兄弟喧嘩が激しくてお手上げ状態でした。
上の子たちは男の子なので2人とも力が強く、喧嘩になると手も出るし足も出ます。
言葉遣いもここには書けないほど乱暴で、耳を塞ぎたくなるほど。
「こんなふうに育ってしまったのは私の育て方が悪いせいだ」と自分を責めることが多く、何度も涙が溢れました。
ホルモンバランスの乱れのせいだ、と分かってはいてもこの気分の落ち込みがとても辛かったです。
育休明けの不安
育休明けの不安も育休中に病んだ原因の1つです。
労務SEARCHのアンケート結果によれば、育休中の約8割が育休後の職場復帰に不安を抱いているとのこと。3
1番の不安は「育児と仕事の両立」、次いで「仕事についていけるか」という結果になっています。
私はこの「育休明けに仕事についていけるか」というのがとても不安でした。
「私が今仕事を休んでいる間に、周りはどんどん成長し昇級している同僚も多いはず…」
「後輩の方が仕事ができて、職場復帰しても私の居場所はないかも…」
なんて落ち込んだりしました。
同僚が毎日せっせと働いている間、私は家にこもって子どものお世話と家事をするだけの日々。
なんの達成感もないし、ただ時間すぎていくだけ。
子どもが寝た後は手持ち無沙汰で、何が観たいわけでもなくYouTube眺め、成長も何もありません。
もちろん、かわいい我が子を産んで育てることは立派な仕事の1つ。
でも、渦中の私はそんなふうには思えないほど病んでいたんです。
なんのスキルも身に付かないまま、1年以上の育休生活を過ごすことにとても不安を抱いていました。
育休中に病む気持ちを乗り越えるため私が試した方法3選
こんなふうに育休中に病んでしまった私ですが、その気持ちを乗り越えるためにいろいろと試してみました。
私の気分が落ち込んでいるせいか、子どもたちのメンタルも不安定でさらに癇癪や兄弟喧嘩が多くなったと感じていたからです。
メンタルを安定させるためにいろいろ試した結果、効果的な方法が見つかり明るい気持ちで毎日を過ごすことができるようになりました。
ここでは、育休中の病む気持ちを乗り越えるために、試して良かったと思った方法を3つご紹介します。
です。
順番に詳しくご紹介します。
ヨガ・ウォーキング・筋トレなどの運動
ヨガ・ウォーキング・筋トレなどの運動をすることで、心のモヤモヤが晴れました。
きっかけは何気なく観ていたYouTubeで、「心と身体はつながっているので、体を動かすとメンタルも元気になる」と知ったことです。
厚生労働省のサイトには、
運動には、ネガティブな気分を発散させたり、こころと体をリラックスさせ、睡眠リズムを整える作用があります。とくに効果的なのは、体の中に空気をたくさん取り入れながら行う有酸素運動。軽いランニングやサイクリング、ダンスなどがそれです。それでもハードルが高いなと思ったら、近所を散歩したり、緑の多い公園などで、ちょっとアクティブにすごしたりするだけでも効果があります。
引用元:厚生労働省 こころもメンテしよう〜若者を支えるヘルスサイト (URL: https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/self_01.html)2024.12.2
とあります。
運動することはメンタルにもいい影響を及ぼすようです。
そこで私が試してみた運動はこの3つ。
1日のうちにどれか1つでもできればハナマル!決して無理はしない!がスローガン。
まずは、早朝4:00〜5:00の授乳時間を機に起床し、家族が寝ている間にチョコザップで運動することを決意。
ジム通いに不安を感じていましたが、チョコザップの手軽さが私にぴったりで、週に3日ほど無理なく通うことができました。
ジムではトレッドミルで15分ほどウォーキングをし、おしりや足を鍛える機械を使用して10分ほどの筋トレ。
合計25分ほどの運動時間でしたが、それだけでとってもリフレッシュできメンタルが安定。
とにかく、1人で外出できるのが良かったです。
そして朝早く起きれなかった日は、上の子たちが学校や園に通っている間に近所をお散歩。
お散歩は、赤ちゃんの日光浴にもなって一石二鳥。
他にもYouTubeなどの動画を活用して宅トレやヨガも取り入れました。
特に朝のヨガは、自律神経を整え代謝を促進させるため、朝ヨガをした日は1日を前向きにスタートできます。
朝10分のヨガは、有酸素運動30分と同じくらい代謝が上がるそう。
\たった100円で心も体もリフレッシュ/
ネットでなんでもできる今の時代、このようなおうちヨガもあります。
YouTubeだと他の動画からの誘惑に負けてしまう人は、このようなオンラインヨガを活用してもいいかもしれません。
こうした運動を毎日継続することで、だんだんメンタルが安定してきて物事をポジティブに考えられるようになりました。
オンラインスクールで自己肯定感を回復
オンラインスクールで学ぶことが自信を持つきっかけになり、ポジティブな気持ちで過ごせるようになりました。
それまでは、
育児や家事で1日が終わる…今日もなにもできなかった…。同僚はきっと今頃仕事をバリバリこなしているはず。
と毎日不安に思う日々。
でも、オンラインスクールを受講することで、自己肯定感がアップし自信につながりました。
私が受講したのはFammママwebデザイナースクール。
webデザインの基礎が学べるママ特化型のオンラインスクールです。
携わっている仕事に関係があり以前から副業にも興味があったので、この機会にwebデザインを学ぶことに。
Fammママwebデザイナースクールは、費用が10万以上と費用は決して安くはありません。
でも、無料のベビーシッターサービスが付いた1ヶ月完結型の完全オンラインスクールだったため安心して受講できることや、卒業後の充実したサポートに魅力を感じて申し込みました。
オンラインスクールでは、毎回の授業で課題が出されるので、それを次の授業までに提出しなければなりません。
課題が終わると達成感があり、仕事をしている時を思い出します。
シッターさんがきてくれたおかげで、1人で授業に集中する時間が作れたのも気分転換に。
また、Fammママwebデザイナースクールでは、受講生が全員ママなので共通の話題が多く自然と会話が弾みました。
夫以外の大人と話す久々の機会に、心が弾んだのを今でも覚えています。
私の場合はwebデザインスクールでしたが、スキルアップにつながる資格の勉強やオンライン英会話などを始めるのもいいかもしれません。
新しい知識を学ぶことで、気分が落ち込んでいた日々が少しずつ明るくなり、自分自身を取り戻すきっかけになりました。
気分の落ち込みを保健師さんに相談
気分の落ち込みを保健師さんに相談することで、アドバイスをもらえ「大丈夫」と安心することができました。
産後、メンタルバランスが崩れていた私は「兄弟喧嘩が絶えないのは私の育て方のせい」「私は母親失格かもしれない」と自分を責めてばかり。
本当に辛かった…。
そのことを誰かに相談したくても、心配をかけたくなくて誰にも言えずにいました。
親にも友人にも…。
そんな時に赤ちゃん訪問の時に渡されたパンフレットが目に入ったんです。
そこには「育児のことで困ったら何でも電話してください」と書いてあります。
すぐに電話をかけました。
保健師さんに相談して良かったのは、
ところです。
親にも友人にも心配をかけたくなかった私。
私たちのことを知らない第三者の保健師さんになら、気にせず悩みを打ち明けることができます。
「私には子育てが向いていないのでは」と感じることや、兄弟喧嘩が絶えないこと、子どもの癇癪がひどいことについて保健師さんに相談しました。
すると、
「喧嘩が多いのも良好な兄弟関係が保てているおかげ!」
「外でいい子で家でいい子じゃないのは甘えられる証拠。健常なお家ですよ」
「今はホルモンが乱れてるから何気ないひとことに傷ついてしまうんです」
と教えてくれました。
落ち込んだ気持ちを誰かに相談したかったものの、相談できる人が見つからず苦しんでいましたが、保健師さんに打ち明けたことで気持ちが楽になりました。
もし、誰にも相談できなくて悩んでいるという人がいたら市区町村の無料相談窓口を利用してみるのがいいかもしれません。
【まとめ】育休中に病んでしまうのはあなただけじゃない!
育休中に病んでしまうのは特別なことではありません。
私も悩んでとても辛い時期を過ごしました。
でも、それを乗り越えるための方法はたくさんあります。
今回ご紹介した方法を試してみることで、少しでも心が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
- PR TIMES (URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000016981.html)2024.12.2 ↩︎
- 公益社団法人日本産婦人科医会(URL:https://www.jaog.or.jp/qa/confinement/jyosei200226/)2024.12.2 ↩︎
- 労務SEARCH(URL: https://romsearch.officestation.jp/report/42943)2024.12.2 ↩︎
こんにちは。かあーちゃんと申します。
お越しいただきありがとうございます。
旅行とお出かけ大好きな3児の母です。
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