【小1男子】ゾロリの次に読む本。謎解きや冒険ものがおすすめ

出産・育児

こんにちは、3児の母Kaaaaachanです。

小学校に上がると図書の時間がありますよね。

せっかくなら色々な本を読んでほしいものです。

でも…

借りてくるのはかいけつゾロリの本ばかり…

かいけつゾロリもいいけれど、違う本も読んでほしい。

どんな本なら読んでくれる?

こんなふうに思ってはいませんか?

今回はそんなママやパパにゾロリの次に読むおすすめの本をご紹介します。

説明する必要はないかと思いますが、念のため。

かいけつゾロリは、キツネの主人公ゾロリとゾロリの子分で双子のイノシシ兄弟イシシとノシシが、修行の旅をしながら行く先々で活躍するという子どもたちに大人気のシリーズ。


NHKのEテレでアニメも放送されていたので、知らない方はいないと思います。

我が家の長男(小1)もゾロリが大好きです。

そもそもなぜかいけつゾロリが好きなのか考えてみると、

  • 絵が多くて読みやすいから
  • 冒険がおもしろいから
  • 謎解き(推理)がおもしろいから
  • 怪盗がおもしろいから
  • 下ネタがおもしろいから
  • シリーズものだから続きが読めてたのしいから

という感じでしょうか。なので、ゾロリの次に読む本として「謎解き(推理)」と「冒険」の本をターゲットにしました。

すると見事に長男がハマってくれたので、今回おすすめする本は推理・冒険の類の本になります。

全てシリーズものなので、1つハマれば何冊かは読んでくれるはずです。

1. 脱ゾロリのファーストスッテップはこれ:おしりたんていシリーズ


Eテレでアニメが放送されているのでご存知の方が多いはず。絵が多く下ネタ満載ですが、脱ゾロリ初めの一歩としておすすめ。一応絵本ではなく児童書に分類されます。

  • 決めゼリフの絵が衝撃的で本を開きたくなる
  • おしり探しや迷路などエンタメ性がある

内容はご存知の通り、おしりたんていが助手のブラウンと共に事件を解決していくというもの。

「失礼こかせていただきます・・・ぷ〜!」の場面は、本で見るとかなり衝撃的です。たとえアニメで見たことがあっても、その絵見たさに本を開く子も多いかもしれません。

アニメ同様、お話の途中途中で迷路やおしり探しなどのページがあるのでそこも楽しめます。

いきなり文字ばかりの本に進まず、おしりたんていを一旦挟むことで「ゾロリ以外の本も読んでみよう!」という気持ちになります。

2. 推理・冒険両方楽しめる本:キャベたまたんていシリーズ


基本的に探偵ものですがタイムスリップなど冒険譚の巻もあり、推理と冒険の両方を楽しめる本です

  • 推理と冒険を両方楽しめる
  • キャラクターが野菜で親しみやすい
  • 挿絵と文字のバランスがいい

主人公のキャベたまたんていが、助手のトマトちゃんやじゃがバタくんたちと一緒に事件を解決していくというのが基本のお話。

巻によっては冒険譚のものもあります。カボチャ博士やだいこん警部、怪盗セロリといった探偵事務所以外のサブキャラクターも登場します。

キャラクターが野菜なのが良いです。子どもたちに身近なものなので親しみが持てます。

挿絵と文字も半々くらいでちょうどいいバランス。キャラクター名も野菜の名前をそのまま使っているので、子どもにも覚えやすいです。

事件のオチはほのぼのしていることが多く、子どもでも怖がらずに読めます。

図書館で探偵ものの本を探しているときに見つけました。長男がゾロリの次にハマったのがこのシリーズです。推理と冒険が好きな子におすすめ。

3. 一緒に冒険をしている気分になる本:かいぞくポケットシリーズ


主人公と一緒に冒険をしている気分になれる本です。

読者も物語の一員になったような錯覚に陥る仕掛けが随所に散りばめてあります。

  • 一緒に冒険した気分になれる。
  • 「ポケット ケポット トッポケト」というリズム感のある呪文
  • 次のページをめくる前にミッションが出される

内容は「ポケット」という少年が、子分の「ジャン」、「ケン」、「ポン」、魔法が使える白猫「アイコ」と共に海賊船に乗り宝探しをするという冒険物語です。全20巻の大人気シリーズ。

小学生のころ「わかったさん」「こまったさん」シリーズに夢中になったママやパパはいませんか?

かいぞくポケットシリーズは、その「わかったさん」「こまったさん」と同様に寺村輝夫さんが文を、永井郁子さんが挿絵を担当されています。

「ポケット ケポット トッポケト」は、白猫「アイコ」が唱える呪文。リズム感がよく、子どもたちもつい口ずさみたくなってしまいます。この呪文のあとに何が起こるんだろう、というワクワク感もたまりません。

かいぞくポケットシリーズでは「◯◯したら、次のページをめくってよろしい」などとミッションを与えられるのが定番。

この「〇〇したら」の部分は簡単なことから「ちょっとこれは無理でしょ…」と思うことまで様々です。子どもたちがミッションをクリアすれば、より一層物語の世界に引き込まれます。

この本を知ったのは、保育園に置いてあったのがきっかけ。保育園時代は親が読んであげる必要がありましたが、今では長男1人でも楽しんで読んでいます。

やはり、ポケットと一緒に冒険できる気分になれるのがワクワクするようです。

4. 謎解きが好きな子にぴったりな本:ミルキー杉山あなたも名探偵シリーズ


このシリーズは、謎解きが好きな子にぴったり

  • 謎解きが好きな子にぴったり
  • 主人公が少し抜けているところがある
  • お笑い要素あり

主人公は2児の父親であるミルキー杉山。過去には妻の働く保育園で働いていたこともありましたが、基本的には探偵をしています。この主人公がさまざまな事件を解決していくお話です。

お話は「事件編」と「解答編」に分かれていて、「解答編」には犯人が分かるまでの推理が書かれています。

「事件編」の中には、事件のカギになる事柄が書かれているので、読んでいる子どもも一緒に推理することができます。


わけあってわかれてくらしているが、たつ子はおれの妻だ
はっきりいって、おれより頭がいい

もしかしたら名探偵

これはシリーズでお馴染みのフレーズ。妻のたつ子に助けられながら解決する事件がたくさんあります。

この一節から想像できるかと思いますが、ミルキー杉山はすこし抜けているところがあるんですよね。それが子どもたちに「ぼくにも犯人が分かるかも!」と思わせてくれます。

他にも、探偵仲間の「ボウズすすきだ」が口から火を吹けたり、ミルキー杉山の子ども「ともこ」に助けられて事件を解決したり、お笑い要素も詰まっています。

もちろん、探偵ものにはお約束の怪盗も出てきます。世界的な大泥棒「怪盗ムッシュ」を捕まえた!と思っても逃げられてしまったり、ムッシュの手下たちが手強かったりで、ミルキー杉山は大苦戦。そのハラハラ感も子どもたちの興味を惹きます。

推理小説に興味を持つきっかけにもなりそうな「ミルキー杉山あなたも名探偵シリーズ」。ゾロリの「謎解き」に魅力を感じている子にはぜひおすすめしたいです。

5. ゾロリ以外の本に慣れてきたらこれ「冒険編」:エルマーの冒険


世界中で愛されている名作「エルマーの冒険」です。挿絵はあまりないので、ご紹介した上記の本に慣れてきたら読むのがおすすめ。

文字ばかりで嫌になってしまう子の場合、初めは読み聞かせるのがいいかもしれません。

  • 少年エルマーの冒険物語
  • かわいそうなりゅうを助ける勇気ある姿に憧れる
  • 物語の世界の地図が詳細に書いてあり入りこみやすい
  • リュックの中のどのアイテムを使うのか気になる

少年エルマーが、どうぶつ島に囚われているりゅうの子どもを助けにいく冒険物語です。全3巻。

作中でも「かわいそうなりゅう」と言われていますが、どうぶつ島で動物たちにこき使われているりゅうの姿が本当にかわいそうなんです。

そのりゅうを助けようと1人で冒険に行くエルマーは勇気があってかっこいい。ヒーローや警察官などに憧れる子も興味を引く設定。

我が家の長男も警察官になるのが夢なので、そのエルマーの姿に憧れを抱いているようでした。

ページをめくってまず目に入るのが、エルマーたちの世界の地図。どうぶつ島のどこにどの動物がいるのか、りゅうはどこに囚われているのか、詳細に把握することができます。

この地図の中でもりゅうは首輪がかけられていてかわいそう…。「早く助けにいかなきゃ!」という気分になります。本文を読む前から子どの関心を引くのに十分です。

物語の中でエルマーはたくさんのアイテムをリュックに入れて冒険にでるんですね。そのアイテムをどこで使うのか、どの動物に使うのかも気になるところ。

獰猛などうぶつと出会うときには、「どうやって逃げるんだろう?」とハラハラさせられます。ワクワクしたりハラハラしたり、子どもたちも一緒に冒険している気分になれます。

さすがの名作、きっと子どもの頃に読めば大人になっても覚えているはず。

もしかしたらこの本がきっかけで読書好きになるかもしれません。おすすめです。

6. ゾロリ以外の本に慣れてきたらこれ「推理編①」:名探偵シャーロック・ホームズ(10歳までに読みたい世界名作)


謎解きが好きな子のおすすめ上級編はこちらの「探偵シャーロック・ホームズ(10歳までに読みたい世界名作)」シリーズ。

  • アニメっぽいカラーのイラストで親しみやすい
  • わかりやすい図解がある
  • 小学校低学年でもシャーロック・ホームズが読める

この「10歳までに読みたい世界名作」シリーズは、世界中で読み継がれてきた名作を子どもでも読めるように工夫が施されている本です。

他にも「赤毛のアン」や「トム・ソーヤの冒険」なんかもあります。出版社はGakken(学研)です。

「10歳までに」とあるので、「もう少し先かな?」と思いがちですが、ふりがなも振ってあるので低学年でも読むことができます。

この「10歳までにまでに読みたい世界名作」シリーズは、

  • アニメっぽいオールカラーのイラスト
  • 図解「物語ナビ」がついている
  • 一章が短い

と、3つの特徴があります。シャーロック・ホームズももちろんそうです。

シャーロックホームズといえば、コナン・ドイルの名作。通常のものを読もうと思ったら、小学校高学年からになりそうですよね。

でもこのシリーズなら低学年でもシャーロック・ホームズの世界を味わえます。

舞台がイギリスだし登場人物は外国の名前で覚えにくいし、子どもには難しいのでは?と思われそうですが、図解もついているしアニメのようなイラストが挿絵になっているので、ストレスなく読めます。

本好きなママやパパなら、一度はシャーロック・ホームズを読んだことがあるはず。

我が子と自分が昔読んだ本の感想を言い合えるのもエモいです。ぜひ、お子さんにすすめてみてください。

7. ゾロリ以外の本に慣れてきたらこれ「推理編②」:怪盗アルセーヌ・ルパン(10歳までに読みたい世界名作)


こちらも「10歳までに読みたい世界名作」シリーズの1つです。怪盗アルセーヌ・ルパンのお話。

  • 図解「事件ナビ」つき
  • 憧れの怪盗が主人公
  • 変装がおもしろい

もし「ルパン三世」のアニメを見たことがある子だったら、「あのルパンと一緒なの?!」と関心を引くこともできます。

シャーロック・ホームズと同様、図解つき。事件現場の様子などが分かりやすく図解されているので、一緒に事件を解いている気分になります。

子どもってなぜか怪盗が好きですよね。トリックを使ってお宝を盗み、警察から逃げ切るところがかっこよく、その姿に憧れている子も多そうです。

アルセーヌ・ルパンは変装が大得意。どれが「ルパンの変装?」と推理しながら読み進めることができます。

シャーロック・ホームズとアルセーヌ・ルパンは「10歳までに読みたい世界名作」シリーズ中の2大ミステリ。こちらのシリーズを読み終わったら、次の名作にスムーズに移行することもできそうです。

【まとめ】ゾロリの次は謎解きや冒険ものの本にチャレンジしてみよう!

今回はかいけつゾロリの次に読む本をご紹介しました。

せっかくなら、子どものうちにたくさんの本を読んでもらいたいですよね。

ぜひ今回紹介した本をお子さんにおすすめしてみてください。

気に入ってもらえると嬉しいです!

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