こんにちは、3児の母Kaaaaachanです。
1人目(長男)が赤ちゃんの頃、
どうして泣いているか分からない・・・
赤ちゃんの考えていることが分かったら少しは楽なのに・・・
と悩んでいました。
そんなとき、テレビ番組である女性タレントさんが「ベビーサイン」について話しているのを観ました。ベビーサインのおかげで赤ちゃんとコミュニケーションがとれたから良かった、と。
ベビーサインとは、まだうまく話せない赤ちゃんと簡単な手話やジェスチャーを使って「お話し」する育児法です。1990年代にアメリカで始まり、日本にも2000年以降たくさんのママやパパが実践しています。
https://www.babysigns.jp/about_babysigns
もしかしたらこれで赤ちゃんの気持ちがわかるかも!
と思い、生後7ヶ月から半年間ベビーサイン教室に通ってみました。
結論から言うと、ベビーサイン教室に通ってから1歳半ごろまでの育児が楽になりました。今回はなぜベビーサインで育児が楽になったのかをまとめます。
ベビーサインで 0〜1歳児育児が楽になった3つの理由
育児にベビーサインを取り入れたことで、0〜1歳児の育児が楽になったと感じた理由はこちらです。
赤ちゃんの考えていることが分かる
ベビーサインを始める最大の目的にして最大のゴールですが、ベビーサインを使えるようになると赤ちゃんの考えていることが分かるようになります。なぜ赤ちゃんが泣いたり怒ったりしているのか、理由を知ることができたので育児が楽になりました。
赤ちゃんは言葉がしゃべれないのでたくさん泣きます。1歳を過ぎた子でも、まだうまく話すことができないので、泣いたり怒ったりして自分の意思を伝えることが多いです。
我が家の長男もよく泣きよく怒りました。初めての育児だったので、「なんで泣いているんだろう」と、悩まされることが多かったです。ですが、ベビーサインのおかげで長男の考えていることが分かり、その悩みが少し解消されました。
うちの長男はお散歩中に怒ったような声を出すことがありました。「あぁーっ!」と唸るんです。でも、ベビーサインを始めてみてどうして怒っていたのかがわかりました。
ある日、いつものようにお散歩をしていると、長男がベビーサインで「犬」とお話してくれました。近くにお散歩中のわんちゃんがいたからです。「あ、わんわんだね」と答えると、長男はとっても満足そうに笑いました。
あ、そうか。
これまでは犬がいるよって伝えても分かってくれなかったから、怒ってたんだ・・
そう気がつきました。このように、長男がベビーサインを使ってお話してくれるおかげで、長男の考えていることが分かるようになりました。
ベビーサインをしている姿がかわいいので癒される
ただ単純に、ベビーサインをしている我が子はとてもかわいいです。癒されます。
なので、もしかするとベビーサインのおかげで「育児が楽になった」と言うより「ストレス解消になった」という方が正しいかもしれません。
これまで泣いたり笑ったり怒ったりして思いを伝えていた赤ちゃんが、ジェスチャーを使って自分が伝えたいことを教えてくれる。これは、新生児の頃には想像ができなかった成長です。
0歳〜1歳の子どもは、自分1人で生活をするのは不可能です。ママは子どものすべての身の回りのお世話をしなければならず、大変ですよね。精神的にも身体的にもとても追い込まれてしまう時期かもしれません。
でも育児ってどんなに大変でも、子どもの成長や笑顔さえがあれば乗り越えられる!そんなふうに考えているママも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんがベビーサインを使っている姿はとてもかわいらしく、この時期にしかみられない姿でもあります。わたしはその姿に癒され、日頃の育児の疲れやストレスが吹っ飛びました。
特にほっぺに手をあてる「おいしい」のベビーサインをしている姿は可愛すぎます。ぜひその姿を写真に収めることをおすすめします。わたしも「かわいい〜!」と発狂しながら写真を撮りまくりました。
言葉の習得が早かった(個人の感想です)
これは、個人差の大きい部分なので一概に「ベビーサインのおかげ」とは言い切れませんが、長男は言葉の習得が早かったです。
ベビーサイン協会のHPには、
ベビーサインを使って育った子どもは、そうでなかった子どもに比べると、24ヶ月の時点で、語彙が豊富であった。
ベビーサインを使って育った子どもは、そうでなかった子どもと比べると、24ヶ月の時点で、より長い文章で話すことができた。
実験結果・結論:ベビーサインは赤ちゃんの話し言葉の習得に良い影響を与える
https://www.babysigns.jp/research
とあります。長男にとって、言語習得の部分でいい影響を与えられたのかもしれません。
1歳0ヶ月ごろには「まんま」「わんわん」などの言葉を発する子は多いかと思いますが、長男はその言葉以外にも「カギ」「バス」など、発する単語が多かったように感じました。1歳半ごろには2語文を話せるようになっていたので、さらにコミュニケーションがスムーズになりました。
子どもが話せるようになるだけで、こんなにも育児の負担が減るのか!!
当時のわたしはこう思いました。
そして、言葉の発達について悩むことがなかったので、心の負担が1つ減りました。
ベビーサイン教室に通うメリット
ベビーサインを始める場合、
- ベビーサイン教室に通う
- ママやパパが独学で教える
の2択になるかと思います。
わたしは①ベビーサイン教室に通うことを選択しました。
費用は、月1回×全6回で教材費を含めて約25,000円でした。月額にする約4,000円なので、少し割高かもしれません。でも当時は引きこもりがちだったので月1回のリフレッシュデーと割り切りました。
実際に毎回のベビーサイン教室で行ったことはこちら。
ベビーサインを使うこと以外は、児童館などで開催される赤ちゃん教室の内容と似ているかもしれません。
そしてベビーサイン教室に通って感じたメリットはこちらです。
- 先生からフィードバックがもらえる
- 仲間がいるのでモチベーションを保てる
先生からフィードバックがもらえる
ベビーサイン教室自体は月1回の頻度だったので、その教室に行けばベビーサインを話せるようになるということはないです。ベビーサイン習得は日々の積み重ねなので、ママやパパが毎日ベビーサインを教える必要があります。
長男も教室に通ったからベビーサインを使えるようになったのではなく、家で継続的に教えたからこそ、ベビーサインを使えるようになったのです。
そうすると、独学でも十分では?と思うかもしれませんが、教室では直接先生から個々にフィードバックがもらえます。これが結構大事です。
先生からのフィードバックのおかげで、実はベビーサインを使っていた!と気づいたことが何度かあったからです。
例えば、教室で前月の振り返りをしているときのことです。
長男がごはんの後にバンバンと机を叩くんです。
それはおしまいのベビーサインですね。
赤ちゃんはまだ手をうまく使えないから、身振りが大ぶりになるんです。
と先生からのフィードバックがありました。
あとは「おいしい」のベビーサインです。こちらも教室で赤ちゃんはほっぺではなく頭を叩いてしまうことを教えてもらいました。
親が気づいていないだけで、赤ちゃんたちが実はベビーサインを使っているようです。教室で先生に教えてもらわなければ長男のベビーサインに気が付かなかったと思います。
仲間がいるのでモチベーションを保てる
ベビーサインは継続的に教える必要があるので、モチベーションを保つことが大切です。教室に通うと仲間がいるので、一緒に頑張って続けよう!と思うことができました。独学だと1人で取り組まなければならないので、途中で挫折していたかもしれません。
ベビーサインは、始めてからすぐ使えるようになるわけではない
ここで注意しなければならないのは、ベビーサインを始めたからといってすぐに赤ちゃんがベビーサインを使うわけではないということ。
長男は生後7ヶ月から始め、生後10ヶ月ごろに初めてのベビーサインが出ました。初めてのベビーサインは、ご飯を食べている最中の「おいしい」のサインです。そこから少しずつできるサインが増えていき、1歳すぎには8語ほどを使えるようになりました。
ですので、ベビーサインが使えるようになるまで、時間がかかるのは覚悟をしておいた方が良いです。
けれども、ベビーサインを使えるようになると赤ちゃんが何を考えているのか分かるので大変助かります。ベビーサインは、短期的な結果を求めず継続して教えていくこが大切なポイントです。
【まとめ】赤ちゃんの考えていることが分からず悩んでいるママはベビーサインを
以上、長男とベビーサイン教室に通ったときの体験談をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
初めての育児だと分からないことがたくさんあり大変ですよね。少しでも楽をしたい、と思うのがママの本音です。
もし赤ちゃんが泣いている理由が分からなくて困っているママがいるようでしたら、ベビーサイン教室に通ってみるのもいいかもしれません。
この情報が困っているママのお役に立てば幸いです。
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